후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
私たちは、種痘や、チブスの血清注射によって一部の肉体の犠牲を、故意に要求し、全肉体の健康の冒されるのを防ぐ方法さえ講ずることがあります。
これによって、これを見るに、只今の病苦も何らか犠牲的、利他的の意味があるものと思いこれを忍ばねばなりません。「衆生病む、故にわれ病む」であります。自分に不健康状態があるによってそれに代ってこの病苦が引受けて悩んでくれるとこう考えるのであります。病苦を憎まず、素直に療法、介抱するところに早い恢復があります。
家庭の一員としては、家族の代りに自分が病を引受けているという敬虔な気持ちが必要です。その気持ちからどんなに病人の慎ましさや家族愛が生れることでしょう。
「物は考えよう」と世間のことわざにもいいます。まして生命の不思議は心の持ち方で必ず形を変えて来ます。価値的に考えるに如くはありません。
但し、心の持ち方に信頼するとて医者の手当を怠っては何にもなりません。それほど犠牲的なことをしてくれる病いであるが故に、あらゆる文化的の手を尽して早くその苦悩を取り除けてやろう。これは当然の人情であります。医者にもかからずわざと病気を重くするようなことをするのは、自分の身体にみすみす犠牲を強いるものであります。