일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

刺激地獄、次に次にと刺激を求めて行って飽くことを知らぬ地獄であります。流行地獄、流行を追って血眼の地獄であります。その他、生活問題、社会問題に関して世人が頭を悩ましている地獄はあまりに人が知り過ぎているものであります。

一方、モダン極楽もないことはありません。便利極楽、器械文明が安価に普及されて便利になったことであります。例えば交通機関とかラジオのような。また、雑誌、新聞、書物等の出版が多くなり知識の需要を容易く充たされるようなこと。家庭愛極楽、家庭というものが認められて来て、そこを中心に安楽境を作ろうとする傾向が多くなって来ました。設備極楽、いろいろの設備でだいぶ公衆慰安の目的のものが増えて来ました。生命安全極楽、昔から見ればどのくらい人の生命が保護されて来ているか判りません。一体、安楽というものは意識に上りにくく、苦痛の方は意識されやすいもので、極楽の方は拾い出しにくいのであります。故に古来、文学上の名篇も地獄的の心境を書く方に傑作が多く、極楽的のものは少いとされております。

現代人の実感上、地獄感が多いか極楽感が多いかと言うと、勿論地獄感の方が多いと言う人が多いでありましょう。