후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
御摂政中の万般の施設、そのいずれとして、この御見解より流出せないものはありません。そして、その御施設のいちいちが、また、ぴたりぴたりと当時の日本国民の実情に当て嵌っているのであります。
かくのごとく、太子さまは、仏教から大乗精神を活捉されましたが、それを応用せらるるに際しましては、何物にも捉われない自由な立場に立たれました。ただ参考としては、当時の国民実情に対する透徹した洞察あるのみであります。これこそ、真の御卓見であります。
憲法十七条を制定せられて、臣民に、政治、道徳の帰趨を知らしめられ、支那大陸文化の輸入を図って産業治生の途を講ぜられ、施薬、療病の諸院を興して貧民を救恤せらるる等、仏教の生活化、理想の現実化に向って力を尽されました。別して造塔、起仏に御熱心にて、自ら七寺(四天王寺、法隆寺、中宮寺、橘寺、蜂丘寺、池後寺、葛城寺)を建立せられた外、諸国にも寺院の配在を奨励せられたのは、国家鎮護の役目とともに、庶民をして和恭の心を発得せしめん御心よりであります。
太子が摂政の任にお就きになった推古朝は、日本に公に仏教が入った欽明朝の時より四十年余りしか経っておりません。