일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

これでは全く継母扱いをまざまざ鼻の先に見せつけられるようなものでございます。わたくしはもう堪りません。それで御相談に参ったのでございます」

これを聴いて暫時黙っていた媒酌人が突然こう訊ねました。

「ちょっと伺うが、その娘さんは、あなたが生んだ娘さんかね」

あんまり馬鹿な訊ね方なので、後妻の女はむっとしました。

「――冗談仰しゃらないで下さいませ。生みの娘なら、なんでこの苦労はいたしましょう。なさぬ仲には極まっております。あなたも妙なことを仰しゃいます」

「ふーむ。やっぱり継子なのか」。媒酌人は念を押すように、そう言って、それから次のように言いました。

「まあ、落付いてよく聴きなさい。継子なら継子のように扱いなさるが当然だ。それを実の子のようにしようとしなさるから、そこに無理が出るのだ。だが誤解をしては困るよ。継子だからとて世間によくある継子苛めをしなさいと言うのではないのだよ。あれは継子の扱いではなくて、鬼の扱いだ。人間の扱い方ではない。私の言う継子の扱いというのは、兎に角、自分の生んだ子供ではない。だから親身の母子の情の出ないのは当り前だ、それを無理に出そうとすれば、自然、どこかからお剰銭(反動)が出て来るにきまっている。