일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠5

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면

아오조라 문고

こう言って按摩が振返った時に、ヒヤリと冷たい風。音もなく下りて来た一刀。

「えッ、目の見えない者を斬ったな!」

かわいそうに、まだ年の若い按摩でありました。振返った途端に、右の頬げたから上下の歯を併せて斜めに切って、左のあばらの下まで切り下げられて、二言ともありません。

宇治山田の米友が、弥勒寺橋の長屋へ帰って来たのは暁方のことでありました。戸をあけて内へ入って見ると、家の中はまだ暗いけれども、夜前と別に変ったこともありません。土間を見ると、竜之助の穿いて出た草履がちゃんと脱ぎ揃えてあります。

そろそろと座敷へ上った米友は、そっと屏風の中を覗いて見ると、竜之助は右枕になってよく眠っておりました。その蒼白い面が薄暗い中で、何とも言えず痛々しげに見えるのであります。

「うーむ」

と言って米友は、それを覗きながら腕組みをして唸りました。そうかといって、よく眠っているものを起そうとするでもありません。枕許の刀架を見ると、夜前見ておいたところよりはこころもち前へ進んでいるかと思われるだけで、大小一腰は少しの変りもなく、米友は昨日の朝したように、強いてその刀を取って調べてみようでもありませんでした。