후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠5
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면
、衣類から、酒類から、万事ぬかりなく、向うへ行って附ける味噌まで用意して行こうという騒ぎでありました。
その前祝いのために、この妾宅で立振舞がありました。それはまた、なかなか盛んなる景気でありました。余興には美人を集めて、鬼ヶ島の征伐をするということであります。案内を受けた朝野の名流は、ゾロ、ゾロ、ゾロと定刻からこの妾宅へ詰めかけて来ました。
この朝野の名流というのが、いつも大抵きまった面振なのであります。何か事があるとゾロ、ゾロ、ゾロと出て来て、ズラリと面を並べて設けの席に着きます。
それから、主人側と来客が鹿爪らしい声、よそゆきの口調を出しておたがいに、おテンタラの交換をするのであります。主人側は、かく朝野の名流の御来場を賜わりましたことは、不肖身にとって光栄とするところでございます、テナことを言うのであります。そうすると来賓側も負けない気になって、主人が老いてますます壮んにして海外雄飛の志を遂げんとするは、商業界のみならず、我々後進のために無上の教訓である、テナことを言うのであります。
そのおテンタラの交換が済むと、それから主客が打解けての宴会がはじまります。