일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんでい

春泥・三の酉

久保田 万太郎

久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면

아오조라 문고

ともすると二日酔の、一日ですまず、ずっとそのあくる日まで持越すといった風なくせがついていた。――勿論そうなっては、熱い湯も、熱い奴も、却ってその苦患をはッきりさせるばかり、決して以前のようないやちこな験をみせなかった。そうしてその前後から、根がなくなり、のみこみが悪くなり、気にすべて張りがなくなり……身の衰えが急に押して来た。側からやい/\いわれて医者にみせると腎臓に故障があるといわれた。いまのうち養生をしなければ。……ということはいうまでもなく禁酒の勧告をされたのだった。

が、かれは肯わなかった。強情にかれはそのいわれなさを主張した。――が、たま/\そのとき、一座のうちでかれにつぐ飲み手とされていた大部屋のある男が、ある日、突然血を吐いて倒れた。それが酒から来た胃潰瘍。――そうした不治のやまいのわざと聞いてひそかにかれは慄然とした。――即日かれは医者の勧告に従った。

「が、何だぜ、やまいが怖くって俺ァ酒を止めたんじゃァねえんだぜ。――病煩いなんぞ俺ァ気にするんじゃァねえぜ。――たゞ正坊が――正坊が可哀いから俺ァ止めたんだ。――正坊が中学へ入るっていうのにいつまで親父が……いつまでそんな親父が飲んだくれてばかりいられる? ――それを思って俺ァ止めたんだ。