일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やぎゅうつきかげしょう

柳生月影抄 名作短編集(二)

吉川 英治

吉川 英治의 柳生月影抄 名作短編集(二)(やぎゅうつきかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 173,309자 · 352화면

아오조라 문고

又十郎ごときはせいぜいお慰みには手頃な芸を持っておりますゆえ、彼を稽古台に、余人へ勝負を仰せつけねがいたい」

云い終るとまた、横になって、微酔の懶げな眼を、春風に嬲らせて閉じてしまった。

「…………」

近習たちは、呆然として、佇んでいた。その態は、将軍たちの方から見えた。わけて家光は床几に掛けているので、よく見えるらしく、此方へ面を向けていた。

近習はやむなく、駈け戻ってありのまま、十兵衛の返辞を、家光に復命した。

側衆、諸侯、旗本たちの周りの者は色を失った。これは切腹にも当る不敬だと思ったからである。家光は、苦杯を嘗めたように唇を歪め、不快な色に漲った底から、今にも何か、峻烈な言葉が吐き出されそうに見えた。

「不届きなっ。――私が参って、召連れて参ります!」

昂ぶった声して、小姓組の中から刑部友矩が起ちかけた。すると、

「刑部待て。かえって、御無礼に当ろうぞ。あのような乱酔者を御前へ曳いては――」

と、あわてて押し止めた者がある。兄弟たちの父、但馬守であった。

平蜘蛛になって、但馬守は、家光の床几の横に、手をつかえていた。家光はじろと、眼をやって、

「但馬。