후리가나로 읽는 일본 고전
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やぎゅうつきかげしょう
柳生月影抄 名作短編集(二)
吉川 英治
吉川 英治의 柳生月影抄 名作短編集(二)(やぎゅうつきかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 173,309자 · 352화면
蓮ッ葉な女達の笑い声も交じった。
仲の町の老妓らしいのや、辰巳の羽織かと思われる仇ッぽいのや、堅々しい奥様風や、町娘や、雑多にいた。
男たちの方は、なお、階級が区々で、武士もいれば、本多髷の旦那もいる。又、銀鎖の莨入れでヤニさがっている唐桟縞のゲビた町人、町医者や、指のふしの太い職人ていの男も、げたげたと、憚りなく、笑っていた。
次の間には、緋もうせんが敷いてあって、見台と、華やかな座蒲団が二つ、細棹の三味線が一挺、その前においてある。
「旗本? これが旗本の?」
彦太は、あっけにとられていた。
すると、その笹本金十郎が、
「お村。うしろへ連れて来たのは、誰じゃ」
「申し遅れました。うちの人の甥で、彦太という者でございますが、折入って、殿様に、お願いがあって、連れて参りました、どうぞ、よろしゅう……」と、お村のことばが終る頃、彦太は、気がついて、頭を下げた。
金十郎は、のみこんで、
「破歌の入門か」
「いえ、その方は、からきし、不器ッちょな人間でございまして――」
「ム、そうか。後で聞こう、後で聞こう」
気軽に、うなずくと、金十郎は、男女の中から、畳屋寅右衛門の顔を拾って、