후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
海野 十三의 海底大陸(かいていたいりく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,400자 · 179화면
「いや博士。わたしは鉄水母にのり、メリー号について海上までいかなければなりません。するとあなたがたを後にのこしておくことは心配ですから――はっはっはっ、心配するほどのこともありませんが、万一、物なれないわが住民たちが無礼を働くと申しわけないので、ぜひ海上までわたしといっしょにいってください。わたしといっしょにいれば、ぜったいに安全ですから」
と、ロロー殿下は、博士たちを後にのこしておきたくない気持を、はっきりと説明した。
博士もそれほどまでにいわれては、とまっているわけにもいかないので、ようやくにロロー殿下について「鉄水母」にのりこむことを承知したのであった。
午後八時――それは、大西洋上の時刻であった。ながらく海底大陸に分捕られていた巨船クイーン・メリー号はいまや奇妙なる帰還の途にのぼることとはなった。はたしていかなる方法によって、洋上に浮かびあがるのであろうか。博士も内心その浮揚作業について大きな興味をもたないでもなかったけれど、しかしその興味よりは、メリー号が多数の乗客や乗組員とともに安全に本国に帰りつくことをいのる気持のほうが大きかった。