후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
さきに内務大臣副島種臣は志を閣内の暗流にはばまれて憤然と致仕したが、松方は自らこれを兼務して議会を乗り切り、七月十四日河野敏鎌を移して内務にすえた。即ち河野は着々と選挙干渉の善後処置をとり知事数名の更迭を断行した。すると、これが因をなして閣僚間の軋轢が表面化し、同月二十八日、松方内閣はみずから瓦解の運命を招いた。
八月八日第二次の伊藤内閣が成ったが、その顔ぶれは藩閥政治家の交替にすぎず、独り大蔵の渡辺国武が信州人であるのを世人は異数とし、もって世変を見るに足るものとした。
十一月二十五日、第四議会は召集された。顧るに議会が開けてわが国はいよいよ憲政によって国歩を進める時代に入ったのだが、なおその方途たる憲政を求める過渡時代の継続たるにすぎなかった。従って過渡時代に免れえない混乱がつづき、二十五年も暮れようとして政界は依然として陰雲におおわれていた。しかし波瀾のよってきたるところは、遠く征韓論の決裂によって多くの失意者を野に放ったことに帰さねばならない。彼等はそれぞれ郷党に根を張って民間の不平分子に反政府の気を養わしめ、ついで民権運動が燎原の火のごとく拡がっていよいよその気勢を激越ならしめた。