후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
そういえば新聞にも書いてありました。こんどの議会はたった二日間で一瀉千里の勢で全部の議事を終えたとか、山田友次郎がうすい座敷布団を自分の膝の下からとってすすめ、土産話をうながした。
「和衷協同、さすがに厳粛な議会だった。開会の前後こそ議員のあいだに党派的な感情がもやもやしていたようだが。……なにしろ国内の戦争とはちがう、実に容易ならぬ戦争だ。国民が一致してあたるということでなければ、この戦争の目的を美しく達することはできないにきまっている。宣戦の御詔勅にも速かに平和を永遠に克復とある。今度の戦争は東洋の平和を計るためのものだ。東洋の気候が狂ったからして、わが軍隊が敵地に赴いて電となり雷となって気候を回復するのである。銃後の行政官もわれわれもこの電となり雷となる者を援助すべき風雨だ。風雨となってこの雷電のごとき勢を助けなければならない責任がある。だから、わしも質問すべきことは数々あったが、今日の場合だから遠慮してその意味で政府を激励してきた。だが、なんでもかんでも従順にさえしてゆけばいいというものでもない。政府の役人にも万端にはものがゆき届かないこともあろうから、われわれはよく目を開いていて為にならぬことは訴えたり忠告したりしてやらねばならぬ。