후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
社会主義と社会政策とはちがうのだし、まして勤皇といっているのに危険思想と混同するやつもあるまい」
と、松村は自説を固持し、一木はまた、
「いずれにしても社会主義めいた名前はよくない。私は国家臣民主義がいいと思う」
「私はこう思っています」正造は堪えかねたように唇を開いた。「私の考えは一つだが、時と場合である点を強調することが多いから、諸君の眼に映じたところでは多少ずつ違っているようだ。だが、根本において私はこう思っています。そもそもわが国は、この国土と皇室と国民が同時に出来たもので、国土は日本の骨であって、国民はその肉であり血である。皇室は頭脳であり心臓である。この三者はいずれも切り離すことができない。それで、わが民族の社会組織は家族が単位だが、その共同の大親として皇室をいただいて大家族生活をしている。われわれの心は事に触れて家族へ帰ってゆくように、いつも大親の皇室へ帰ってゆく。皇室は大きな円の中心点、これを離れたものは即ち迷い児だ。わが国の社会組織を解し得ない大馬鹿野郎だ」
「つまりその精神を名前のうえにも現せばいいわけだが、ただ皇室中心主義では曲学阿世の徒にも常套の言葉だし……」