일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

余りに改った言葉の調子に、一座のものが思わず正造の顔を見直したほどであった。

翌二十一日の午前、津田仙は前日の疲れもみせず、高橋とともに農商務大臣官邸へ俥をのりつけた。津田も前身は旧幕臣で、維新当時は干戈の間に榎本と進退をともにした間柄、いわば生死をともにした莫逆である。津田は近来自身が鉱毒問題に奔走するようになって、その榎本が当路の責任者として、識者と被害民のあいだにおいて誹謗の的になっているのを知って、甚だ遺憾とせざるを得なかった。これは畢竟、責任者といっても実情を知らぬせいであろう。一度表むきでなく対面して熟談したいと考えていた。ところが、昨日谷干城を被害地に案内して、彼が果してその惨状に驚駭して、役人どもに瞞されていたとの述懐をもらしたことを思って、榎本にも是非とも被害地を一瞥させねばならぬと、追いたてられるような気持に誘われた結果だった。

突然にもかかわらず、折よくすぐ榎本にも会うことができた。応接間の椅子について室内が三人だけになると、榎本の方からまず、

「貴公は谷君を被害地へつれて行ったそうだね」そういって津田へ微笑みかけた。

「さすがに早いものだ。