후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
農商務はなにを調査した」
正造は卓をたたいて叫びつづけた。
「関東の中央に四万町以上の新規の沙漠地をこしらえて、これを藩閥末路の置土産というものにする決心であるか。言語道断の話である。やるならやって見るがよい。乱暴なことをやり始めたからにはどこまでもやって見るがよい。関東の人民をば勝手にみなごろしにするがよろしい。こちらにもまた手段がある。……まだ議論は終了しませぬけれども、余りながくなって相すみませぬから、私はこれで止めます。十万以上の人間が毒殺される……」
その言葉に議席のあちこちから失笑の声が洩れた。すると忽ち正造の血相が変った。
「諸君の中にお笑いになる御方があるから、なお一歩進んでいわなければならぬことができてきました。農商務大臣の向島の別荘で菜が一本できなくなったらどうする。たちまち自分の頭に感ずるであろう。早稲田の大隈さんの邸のあの綺麗な庭が、一本の草もなく花もないとなったら、諸君どうであろうか。伊藤さんの小田原の滄浪閣の前の方の砂や大磯の別荘の前の砂が、鉱毒の砂ならどうでございましょう。自分の身のうえに来ればわかるけれど、身の上に来ないうちはどうも頭に懸けないのであります。