후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
こうして正造が力説しているところへ、近在の村々から有志たちの顔が続々と集ってきて、本堂の広間は談話会のような光景になった。在京の委員からそれぞれの村へ電報が入って、事務所へゆけば詳しいことが判るだろうと、期せずして雲龍寺へ足が向いたのであった。
翌々日、正造は出京して芝口の信濃屋に入り、在京委員たちから大石次官との会見顛末をきいた。皆の顔を見くらべつつ耳を傾けていたが「うん、上出来だった。大石次官も強情に呆れたろうが、被害民の意気込みを示したわけで、ごくよかった」と労をねぎらい、ここでもまた運動継続の精神を説いて倦まなかった。
協同親和会の人々が大隈邸を訪問したその朝、正造は並木のあおあおと茂った上に江木写真館の塔の見える八官町へきて宮下方で車を下りた。離れの座敷で待っていると、やがて高橋が報告に立ち寄った。昨日も、正造が今度の政府の処置にまっこうから不満をとなえ、依然鉱業停止の運動をつづけると激論するのをきいていたから、大隈農商務相の意見を伝えたら、どんなに昂奮するかと危んだが、正造は案外に平然ときき流して、
「そうですか。大臣の言葉としてはそうでしょう」