일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

その様子につい気をゆるしたのか、枕辺の山田が正造に対する好ましからぬ世評のことを洩らした。

「田中は野心家だ。三千の被害民を説いて帰国させたなどというが、要するに、それを手柄顔に大臣連の門をくぐって、猟官運動に憂身をやつしている。表面恬淡そうに装っているが、内心はどうして猟官熱やくがごときものがある。そんなひどいことを、いいふらしています」

正造のやつれた顔は、いかにも不快げな陰影に被われた。一座はシンとなった。人々は悪いことをいいだしたものだという目付で、失言の当人を睨みつけ、今にも怒罵のこえがでるかとビクビクしていた。しかし正造は眉もうごかさず黙って目を瞑っていた。それを打撃のためとでも思いちがいしたのか、大出がその場をとりなすように、

「そんなことをいう奴等にかぎって自分の卑しい心から推し量って他人を律することしかできないのでしょう」

すると稲村が傍から話柄を変えるつもりで、

「このごろ東京に贋総代が出没しているということを聞きました。被害民の総代だと称して、なにかとわれわれの陳情と反対なことをいい触らしてある筋から金をとっているらしい。今の話もいずれそんな奴等の中傷でしょう」