후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
それが議員の品位である。議員の資格である。八百円では足りないから、二千円にすれば議員の資格が保てるとは、なんという不都合なる原案であるか。かくの如き考えをもって天下を料理されてたまるものか。これがもし議会を通過するようなことがございましては、議員は実に、上天皇陛下に対しても、下人民に対して相すまざることです。もはや左様なまちがいはございますまいけれども、念のため老婆心をもって、一言致すこと斯の如くでございます」
鳴りをしずめていた議員たちは、ホッと蘇ったように拍手を送った。
代って星亨が、その便々たる腹を押し立てながら登壇した。
「私が渡英いたしました際は、あたかも彼の国の議会も歳費増加を議しておりましたが……」
さすがにその白面にやや興奮の色を見せつつ、外国の例をひいて牽強附会な賛成意見を述べだした。われわれは歳費増加のために敢えて新税を起そうというのではないから毫も差支えないと論断して、さらに揶揄的な口調でつけ加えた。
「しかも本来の修正には、歳費を辞することを得とある。歳費増加を欲しないならば、よろしくこれを辞退すればよい。もし諸君が辞退されるならば、大蔵省などは大いに歓迎するでありましょう」