일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

明治二十四年以来衛生について、政府は一度も答弁をしない。今度はじめて答弁したかと思えば「政府は鉱毒事件調査委員会調査に依れば銅が危害を人の身体に及ぼせしことなく、又将来衛生に障害を来すべきものあることを認めず」などと二年前の調査をもってきて、気楽千万な答弁をしている。この二年間なにをしておったのか。正造はそうした鋭い舌端で縷々一時間余にわたって追求したが、「すでに憲法の保護をうくる請願書も通過したことであるから、吾々が質問するというようなことも、なるべく今度限りであるようにしたい」と荘重に区切った一句は、積年の恨が籠っていて、肺腑から搾り出された響であった。

四月十二日に、正造は、子爵三浦悟楼のほか寺田彦太郎、平岡浩太郎、平岡万次郎、江島久米雄、小松喜平次、秋保親兼、高岡忠郷、花井卓蔵の各代議士を被害地へ案内した。

まず桐生町の対岸広沢村へ来て、機業家藤生佐吉郎方を訪れた。藤生の先代は早くも安政年間に、渡良瀬川の水が染色に適すことを知って機業に志した先覚者である。佐吉郎はその遺意をつぎ、明治七年に新堀をひらいて渡良瀬の水を自邸の庭へ流通させた。ところが明治十二三年頃から機業上にもっとも大切な生糸の練上りが、どんなに周到に注意してもいい結果が得られなくなった。