후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
安生順四郎に払下げた三千七百町は、隅から隅まで木が生えている。その払下は五百円で、一万八千円は一寸借りのできるくらいである。この一万八千円は足尾銅山の古河市兵衛が炭を焼いて売って一カ月二三百円の利益があった、この金を返済したのである」
と、まず昨日の陸奥の答弁を揶揄し、
「拙者の質問書に未だお答のないのは鉱山の一件である。今日は何故お答がないのである。昨日は明日お答するといって今日何故お答がない。お答ができないならばできないとおっしゃればよろしいということを、昨日も申している」
正造は足を踏み変えて大臣席を振り返ったが、今日は未だ陸奥の姿を見出すことができなかった。ただ西村政府委員が、昨日正造に手痛く叱責されたことを根に持っているのか、むっつりとして控えていた。
「その答によってまだまだ議論もいたしますが、この予算会も非常に急ぎますから、私はこの事件について細かなことは申しませぬ。種々の統計もありますし、且つ分析表もありまして数時間を費さなければ演説ができない。とにかく、群馬、栃木両県の間を流れる渡良瀬川という川は、鉱山から流れる鉱毒で双方の沿岸の田畑を併せて千二百余町に害を被らしめている。