일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

か、というほどでございます」

正造は大きく咳払いをしてつづけた。

「そこで、私は今日、いかに自分が公平心をもって、国家のため被害民のためと思ってこのことを訴えましても、何分にもいろいろの関係より、解釈を誤られることも少なからぬことでありますからして、ここに大いに一つ決心を致しますることがございまする」

この日は、数日来澄みつづいていた寒空が曇り渡って、議場もまた陰鬱の気にとざされていたが、正造の壮重な一語は撃柝のように満場を緊張させた。頬杖をついていた者も体を起して、壇上へ目をそそいだ。

「私は従来古い政党員でございましたが、一昨日までも、政府を攻撃することがあるからして随分攻撃も致しました。なおこれからは攻撃どころではない。実地に当ってやるようなことができてくるかも知れませぬ。けれども、或はその身が改進党なるがために政府に反対するとか、大隈党なるがために政府に反対するとか、左様なケチな根性は田中正造にはありませぬでも、人は左様な考えを持っているかも知れませんからして――また死人を目前に積んでおいていうことを、或は党派のためにいうのであるとか、己の選挙区のためにいうのであるとか、かような賤しい解釈を下されても、田中正造は、それだけの人間でございますからよろしゅうございますが、大切なるこの問題を、この解釈の中