일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

その結果、十三年二月に潤吉は実家を去って古河家へ入った。潤吉十一歳の時である。入籍はやや遅れて陸奥が出獄後の明治十六年五月に実行された。両人の間には実にこうした因縁が潜んでいた。

なおその出獄後まもなくのことである。陸奥は地方漫遊の途次たまたま日光に杖を曳いた。そのとき、彼は翠微を展望しつつ傍をかえり見ていうには「下野の山川は風光明媚だが、風景は経済に用のないものである。山は高きが故に尊からずである」と。当時の県会議員塩谷道博、小峰新八郎の両名からこれをきいて正造はながく記憶にとどめていた。

さてこの農商務省の第四款第五款の修正案が成立して、議事はついで逓信省所管に入った。後藤大臣の演説が終ると、たちまちその足もとから破れ鐘のような声が起った。「議長々々」挑戦の気配もあらわに正造が突立っていた。後藤はそれを一瞥しつつ扉を排してコソコソと退席してしまった。

大臣連は一人もその席に影を見せなかったが、しかし民党の面々には大臣の欠席などに頓着なかった。政府案をもみつぶすことあたかも破竹の勢で、逓信省所管もまたすべて査定案通りに採決した。だが、そのとき何故に大臣席がもぬけの殻だったのか、彼等はそれから数時間後に思い知らされた。