일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

私は聞いていてそう思ったくらいだ」

最後の言葉をきくと、正造はギクリと胸を引き、底光りする目差しで島田をじッと見つめた。島田はその動揺に気付いたとも気付かなかったとも見える態度で話題をそらし、

「未だ官報は見ないが、見てて御覧なさい。政府は解散の奏疏で、必ず罪をわれわれ民党に転嫁していますよ」

「そうでしょう」と、正造も深くうなずき「濃尾震災補助の議決まで故意に延引させたというのでしょう……だが、われわれは政綱の末を争ったのではない」

「まことにそうです。われわれは彼等の政治的道念の誤りを矯正してやるつもりで戦ったのです。……未曽有の政体が成り立って、人民はこれによって良い世の中がくると多くの望を嘱しています。それが前議会もあの通りの汚点を残し、つづいての議会もこのていたらくで、立憲政治の出発に於て、政府は運用の範を垂れるどころか、ことごとく悪例を残しました」

胸の底に痛みでもあるような沈痛な声を洩らし、島田は静かに田中のそばを離れて行った。

翌朝の各新聞はひとしく解散を報じ、各政党の動静をのせていた。島田のいった毎日新聞の「議事余聞」の欄は、「議会の鉄骨男」