일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

然るにこの地方の人々自身今日どんな考えでいるか」

正造は言葉を切って、暗い聴衆の頭上をにらみ渡し、それからまた縷々として鉱毒被害の恐るべき徴候と、人民に与えられている請願の権利について説きつづけた。

かくてこの演説会を第一声として連日連夜の活動が開始された。第三区三郡中の安蘇郡は従来から正造の根拠地であった。その地固めもひと通りの巡回でまずととのった。次いで選挙の天目山は梁田郡であるというので衆議の結果、正造は旬日ののち梁田の事務所へ移った。するとその日、近在の村長たちが集ってきて、次のようなことを正造に訴えた。

旧蝋おしつまってからのこと、梁田郡役所からの呼びだしで村長たちが揃って出向くと、郡長の樺山喜平次から懇談があるという。何事かと怪しみながら待っていると、やがて郡長が現れて尊大ぶった態度で、被害民と鉱山側との仲裁を取り計ってやるとの口上、しかも九カ条からなる契約書をつきつけ、指図されたものだと威圧的だった。

古河市兵衛は粉鉱の流出を防ぐために明治二十六年六月を期して粉鉱採聚器を設置する。二十四年から二十六年までは被害の多少にかかわらず徳義上示談金をだす。