일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

処がこの弁証法は、カントに於けるかの第二の要素、カント自身の見たかの消極的弁証法、からの必然的な脱化であったのである。カントはその弁証法に於て、理性が矛盾に陥ることを示すことによって理性に限界――夫が悟性であった――を与えようとしたが、ヘーゲルは却って矛盾に陥ることを理性の本性として取り上げる。カントによって制限された理性は、悟性との有機的な統一に於て、ヘーゲルのためにその翼を拡げられる。弁証法はそこで消極的な意味から積極的な役割を有つものに脱化した。そして夫はヘーゲルの積極的な体系の内部に、そして吾々にとって最も大事なことは、その自然哲学の体系の内部に、成長した。

併しこの点に来るとカントに於けるかの第三の要素、カントの自然哲学、からの影響と交叉する。カントの極く晩年の『物理学』を除いては、カントの自然哲学は、その序説と見るべき『自然科学の形而上学的原理』につきると云っても好いかも知れないが、この書物の内容で最も特色を有つのは、ニュートンの万有引力に対立して物質に根源的な斥力(反発力)をも与えねばならぬと考えた点である。物質は引力と斥力との対立によって初めて「存在」