후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
それ故弁証法的論理は運動の論理である。それは事物をその運動に於て捉える論理である。処が事物が運動することは一般的に云って事物の歴史である。それ故この論理は歴史性を有つ。歴史は同時存在に対しては第三次元であるから、歴史性は又立体性とも名づけられよう。実際、立体の上層の面に於てA=Aであろうとも、それが歴史的に推移して、立体の下層の面まで来た時、A=Bとなることは全く合理的――論理的――であるだろう。ここでは同一律が守られながら、而も之を問題にしないで済むわけである。形式的論理は今云った夫々の面に相当する、形式的論理は平面的である、それは歴史性を有たない。――弁証法的論理のこの歴史性・立体性は、存在が人間的社会の歴史そのものである時、当然なことであるが、その面目を愈々著しく発揮する。歴史的社会に於ける人間の実践はただこの弁証法的論理によってのみ指導されて誤ることがない。人々は経済事情や政治的行動の判断に就いて、この論理のみが如何に適確で有効であるかを、之に反して形式的論理が如何に不確かで有害であるかを、験して見るが好い。一切のユートピア・一切のアナクロニズムは形式論理的方法の所産であるだろう。