후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면
だが、唯物論とは何か。それが、最も有力な支配的な思想となったのは、十七世紀の英国に於けるT・ホッブズによってであるが、十八世紀のフランスに伝わってはJ・ラ・メトリやC・エルヴェシウスを以て代表者とする所謂フランス唯物論となり、それが更に十九世紀のドイツに渡っては、K・フォークトやJ・モレスコットや又よく読まれたL・ビュヒナー等が代表するドイツ唯物論となった。フランスとドイツとの唯物論者が多く医者であった通り、この種の唯物論は多く生理学的事実を根拠としてその上に成り立っている。思惟や観念は、脳細胞の単なる機能と考えられたり、脳細胞の分泌物であると説明されたりする。そして生理学的諸事実は凡て、結局に於て機械的な物理現象に還元されると考えられたから、結局この種の生理学的唯物論は、物理学的・機械的・唯物論に帰着するものであった。それが恰も、最初のホッブズの根本思想をなした処の唯物論の本質に他ならない。だからこの種の唯物論は――生理学的唯物論として特徴づけられるにも拘らず――、その本質的な特色から云って、機械的唯物論と名づけられねばならない。
人々はL・フォイエルバハの、その宗教批判と共に甚だ多く読まれた、唯物論を、今云った唯物論と同列に並べるかも知れない。