일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいゆいぶつろんこうわ

現代唯物論講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,295자 · 490화면

아오조라 문고

た。

第三にソフィストの自由は、外的環境からの自由であったと云うことが出来るだろう。自然というギリシア人が最も確実で有力だと考えた外的環境こそ、ソフィストによれば最も疑わしいものであったから、自然からの作用に他ならぬ感性に基く知識を、信用してはならず又無視しなければならぬということが、ソフィストの倫理的自由説への理論的根拠になっている。で結局、ソフィストにとっては、個人の価値は、自然法則からの自由、又それから出て来る道徳的法則からの自由、政治からの自由、に存することになる。この自由は云うまでもなく、個人が或るものから隔離し逃避することの内に初めて成り立つ処の消極的自由にしか過ぎない。後にこの自由は、ソクラテス以後の有名な諸個人倫理学派――キニック・キレネー・ストア・エピクロス――に於ける、外界からの精神の自由、「不動心」、となって支配する。――自由がこの際消極的であったのは、それが全くの自由でしかなく、政治的自由ではあり得なかった結果である。

吾々は古代の自由の典型としてソフィストの個人的・非政治的・消極的・自由を挙げたのだが、近世の自由の特色は、之と著しい対比をなしている。