후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
この迷信が民間には非常の勢力がある。余が東京地方を巡講せし際、某富豪が壮麗なる家屋を新築して、座敷の便所を造りかけたるに、ある方位家が来て、この方角に便所を設くるときは、方位の祟から主人が殺さるると鑑定したために、座敷便所を見合わすることになり、庭の外へ棟を離して造り、不便きわまることになっている。
東京の本郷区内に住する商業家にして、すこぶる迷信の強きものがあった。ある年、近傍に古土蔵の売り物あれば、これをわずかに数百金にて買い入れ、取り崩して見たれば、木材といい石材といい、いずれも今日にては得難きほどの品なれば、主人大いに喜び、早速これを運んで己の邸内に建てんとするに当たり、まずこれを方位専門の卜者にたずねたれば、「この土蔵は三年の後に建つるにあらざれば、必ず戸主の身上に災害を招くべし」といわれ、余儀なく三年間そのままに捨て置き、いよいよその期限が過ぎ、建築に取り掛かろうとして木材を検するに、永い間雨ざらしになりしために、大抵みな朽ちて用をなさず、ついに土蔵建築の計画も水泡に帰し、数百金を迷信の谷底へ葬り去った話がある。
従来の暦書の上には、方位についていろいろの名目が挙げてある。