일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいしんとしゅうきょう

迷信と宗教

井上 円了

井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면

아오조라 문고

ここに至っては、家相も迷信といわざるを得ない。

余の創立せる哲学館が火災にかかって全焼せしことがある。それに、哲学館の建築が鬼門に触れていたから火災にあったとの評判が伝わり、家相家はこれを好材料として家相の効能を述べ立てたかに聞いておる。この評判は事実と全く相違し、焼失せし哲学館は鬼門には触れておらぬ。余の昔の居宅(哲学館内の住宅)が、鬼門に触れていたのである。しかるに、鬼門に触れておる住宅は焼けずして、触れざる哲学館が焼けたのは、家相と火災とは、なんらの関係なきことを証明しておるわけである。しかし、家相家は必ずこれに対して、哲学館は余の所有なれば、住宅に起こるべき災害が哲学館に発したのであるというのであろう。それなれば、そのとき同時に郁文館の全焼せしはなんの原因によるか、これ実に疑問である。

ある日、家相家が余の宅に来たり、家相の吉凶判断が百発百中するとの効能を述べたるに対し、余が詰問したことがある。「仏教には『自信教人信』という語があるが、これは人をして仏法を信ぜしめんと欲せば、まず自ら信ずるを要することを戒めた語である。これと同じく、家相が真に福を得、富を作る道ならば、家相家自ら己の家を富まし、しかして後に人に及ぼすが順序である。