후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
真っ裸になって、いずれも潮水に身体をきよめ、石段の両側に百余の提灯をつるし、社前には皎々たる篝火をたき、石段の上より下に至るまで、右の若者まっすぐに連なり、最下段にあるもの、まず五百目ないし一貫目ばかりの丸石を取りて、これを上の段の者へ手渡しすれば、上の段のもの、またこれをつぎの段の者へ渡し、かく順々に送り上げたる後、最上段にある礼服を着せし一人の男、これをいただきて千個の石を社前にそなえ、さて一同合掌して祈願を凝らすなり。なにごとを祈願するにやと、よくよく近寄りてこれを聞くに、図らざりき、いずれも一心不乱に徴兵のがれの祈願をなすなりと。
こんな祈願もあるほどで、今もなお田畑の豊作、海上の大漁、一家の安全を祈るもの、全国いたるところ、みなしかりというありさまである。ことに病気、災難に関しては、神仏をマジナイの道具に使用しているものが多い。例えば、秋田県由利郡院内村、陽山寺山門の仁王尊は、全身泥土をもってけがされている。さきに話せし愛媛県の石地蔵が泥土を打ちつけられていると同様、迷信上のマジナイより起こったのである。また、岡山県都窪郡清音村の題目石は、参詣者のために摩擦せられて、角がなくなっている。