후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
余は地方巡遊中、ときどき、卜筮はあたるものかあたらぬものかとの質問を受ける。そのときに「あたるも八卦、あたらぬも八卦」と答えておる。これについて余の実験したことがある。先年五月ごろ、著述の草案を作るために、相州大磯松林館に滞在していたが、急に東京より用事を申しきたったから、その日になって「今晩東京へ帰る」と告げたれば、旅館の主婦は、「どうして、そんなににわかに帰京なさるか」とたずねた。余はこれに答えて、「近ごろ妖怪研究のために卜筮を試用しておるが、先刻筮竹を取って卜してみたところが、今晩多人数の来賓がこの旅館へ押し込むことが分かり、やかましくなって勉強ができぬと思い、帰京することにきめたのである」と申した。そうすると主婦は、「何人の入客があるか」とたずねたから、「十三人」と答えておいた。しかるに、その晩は予言のごとく、十三人の客が東京より押し込んで大層騒ぎ立てたそうだ。これは「あたるも八卦」の方である。その後、同じ年の暑中に伊豆の熱海に入浴し、いつも常宿にきめてある露木旅館に滞在したことがある。露木は代々女の子ばかりで男の子がない。それゆえに代々養子である。