후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
また、七島中に神社もあって島民はこれに参拝するが、賽銭の代わりに大島では米を投げ、八丈島では海浜より清浄なる砂を取りきたって投げる。しかして、神や仏に祈願するのは、冥福を祈るのではなく、現福を願う目的にほかならぬ。
七島には巫女を信ずるもの多く、なかんずく八丈の付属島の青島は、巫女の多いという点をもって名高い。その島には約八十人の巫女あって、病気はすべてこれに祈祷を行わしむるきまりである。もっとも、この島には一人の医師なく一戸の薬店もないから、巫女がその代用をしているそうだ。
大島の神社の境内に、御幣を木の下に立て、茅をもってこれを囲んであるものがある。これは島内の安全を祈るための祠代用であるとの話だ。また、立ち木に釘を打ちつけてあるを見たが、これは人を呪うのであるとのことだ。
七島には狐がおらぬから、狐惑や狐憑きの話はない。その代わりに大島では鼬にだまさるると申しておる。また、八丈では山猫にだまさるるとの説がある。しかして、つきものとしては死霊の話が伝わっている。そのほか「風オリ」と名づくる怪事がある。例えば、婦人が急に発熱して夢語を発し、なにがしの死したるは、なになにの祟などと言外することがある。