후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
この彗星の尾の三色は仏国の三色旗の色である。この星を親しく見たのは独軍ばかりでない。独軍の占領している仏国の北部一帯の仏国人も見たことを、異口同音に証しているところをみると事実に違いないので、また単に一人が見たというのならば目の錯覚ともいえるが、多くの人が同じ三色を見たというのだから決して偽りとはいえない。この星を見た独軍はたちまち仏軍の勝利を迷信しだして、カイゼルの軍はもはや仏軍を敗ることができないといっている。
この種の例を古い戦争で求めると、その最も有名な例は、一四五六年にモハメッド二世と法王カリストゥス三世の両軍の戦いで、ハレー彗星が異常な長い尾を引いて法王軍の空に怪現したそうである。このとき、モハメッド軍はこの彗星の長い尾のうちに、ありありと十字架を見、法王軍はその尾のうちに、ありありとモハメッドの剣を見たそうである。
それから、この戦争が始まってから間もない、昨年の七月二十一日の太陽のうえに起こった不思議な幻である。この幻の色は赤く、ちょうど太陽はなにかこう、水のようなものに溶かされたごとく見えたのみならず、この光を受けた地のすべてのものは真っ赤に見えたそうである。