轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

あんこくせい

暗黒星

江戸川 乱歩

「講談倶楽部」1939(昭和14)年1月号~12月号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 94,000 字 · 188 页

青空文庫

犯罪者が法律に勝つなんてことはあり得ないのだ。その探偵は、幾人かの生命を犠牲にしたが、最後には真犯人を捕えたのだよ」

「ちょっと待ってください。それはどういう意味なのですか。その聡明な犯人というのは、外形上、今度の僕の立場となんだか似ているようですが……先生に最初事件をお願いしたのも僕なんだし……」

一郎青年はびっくりしたような顔をして、探偵を見つめた。

「外形ばかりじゃない。実質的にも似ているんだよ」

「えっ、それじゃ……ハハハハハ、何をおっしゃるのです。こんな際につまらない冗談はよしてください」

一郎はとうとう腹を立てたらしく、烈しい口調で言った。だが、明智は別に失言を取消すでもなく、また妙な譬え話をはじめた。

「どこかの天文学者が、暗黒星という天体を想像したことがある。星というものは必ず自分で発光するか、他の天体の光を反射するかして、明かるく光っているものだが、暗黒星というのは、まったく光のない星なんだ。宇宙にはそういう眼に見えない小さな星があって、それが或る場合に地球に接近してくるというのだ。接近するばかりじゃない、非常に小さい星なので、地球の引力に負けて、衝突することもあり得るというのだ。