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さんごくし
三国志
吉川 英治
線上閱讀吉川 英治《三国志(さんごくし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 161,356 字 · 323 頁
そして部隊を十に分け、各※(二の字点、1-2-22)、緊密な聯絡をもって、迫りくる敵の大軍を待っていた。
袁紹はしきりに物見を放ちながら、三十万の大軍を徐々に進ませてきた。
――敵、背水の陣を布く!
と聞いて、河北軍も、うかつには寄らなかったが、一夜、曹操の中軍前衛隊の許が、闇に乗じて、味方を奇襲してきたので、
「それッ、包囲せよ」と、五寨の備えは、ここに初めて行動を起して、許※(「ころもへん+睹のつくり」、第3水準1-91-82)の一隊を捕捉せんものと、引っ包んで、天地をゆるがした。
許※(「ころもへん+睹のつくり」、第3水準1-91-82)は、かねて計のあることなので、戦っては逃げ、戦っては逃げ、ついに黄河の畔まで、敵を誘い、敵の五寨の備えをある程度まで変形させることに成功した。
「うしろは黄河だ。背水の敵は死物狂いになろう。深入りすな」
と袁紹父子が、その本陣から前線の将士へ、伝騎を飛ばした時は、すでに彼らの司令本部も、五寨の中核からだいぶ位置を移して、前後の連絡はかなり変貌していたのであった。
突如として、方二十里にわたる野や丘や水辺から、かねて曹操の配置しておいた十隊の兵が、鯨波をあげて起った。