輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

めいしんとしゅうきょう

迷信と宗教

井上 円了

線上閱讀井上 円了《迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 151,147 字 · 298 頁

青空文庫

第二五段 奥羽の迷信

といって、有無をためしたものがあったということを聞いた。いかに団三郎の怪談は迷信より起こるとしても、小便を放ち込んで試むるとは、あまり乱暴の挙動である。

第二五段 奥羽の迷信

福島県にて聞くに、毎年二月初午の日に茶をのむことを嫌うとのことだ。その由来は、むかし、この日に茶をのんだために大火がありし故だと申している。また、信夫郡の仙郷といわるる土湯村に、聖徳太子を祭れる堂がある。その像の腹の辺りに斑文があるそうだ。よって村内の人々に、必ず腰より上の所に、この斑文に類したるアザのごときものがあるとのことだ。これを聖徳太子より授かりたりとて、みなみな喜んでいるという話を聞いた。余はいまだこれを実視せざれども、もとより迷信である。

福島県にても市子口寄せを信ずるものが多いとのことなるが、その種類に、ワカと名づくるものと、アガタと名づくるものと、シンメイと名づくるものと三とおりあって、そのやり方もおのおのいくぶんか違うと申している。

山形県米沢地方にては、人の旅立ちするときに、その袂の中に茄子を入れさする由。これは病気、災難を免るるマジナイとのことなるも、その意味は分からぬ。