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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
線上閱讀井上 円了《迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 151,147 字 · 298 頁
第一〇節 生霊、死霊、人魂、魂魄、遊魂の解
すでに死するや、また元気に帰る。元気は荒忽として、人気はそのうちにあり。人いまだ生まれざれば知るところなく、その死するや、無知のもとに帰れば、なんぞよく知るあらんや)と。これ畢竟、いまだ霊魂の内包的光明のなんたるを知らず、単に消極的の理のみを見て、積極的の理を知らざるによる。しかるに、仏教はかえってこの積極的道理によりて、成仏得道を説くものなり。さりながら、この点に至りては、もはや物理的説明も心理的説明もともにあずかり知らざるところにして、実に不可知的、不可思議の玄境に入りて考うるよりほかなし。余がいわゆる宗教は、不可思議の関門を開きて、絶対界内の風光を示すものなりとは、この霊魂内包の積極的道理にもとづくを知るべし。
第一〇節 生霊、死霊、人魂、魂魄、遊魂の解
以上述ぶるところは、全く霊魂不滅論なり。これより幽霊論そのものを結ばんとするに、まず魂魄、死霊、生霊等の語を解説するを要す。『左伝』に、子産の言、「人生始化日レ魄、既生レ魄、陽曰レ魂。」(人、生まれてはじめて化するを魄といい、すでに魄を生ず。陽に魂という)とあり。杜預これを注して「魄者形也」