Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きめんじょうのひみつ

奇面城の秘密/夜光人間

江戸川 乱歩

Lesen Sie 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 150.254 Zeichen · 300 Bildschirme

Aozora Bunko

さすがは探偵助手のマユミさんです。怪物をむこうにまわして、りっぱに、たたかったのです。怪物を、応接室に閉じこめてしまったのです。

応接室には、入口のドアのほかに、明智の書斎につうじる、もう一つのドアがありましたが、そのドアは、小林少年が出ていったあとで、かぎをかけてしまいました。

ですから、応接室からぬけだす道は、おもてのひろい道路にむかっている、二つの窓しかありません。ところがこの部屋は、鉄筋コンクリートだての高い二階にあるのですから、窓からとびおりたら、けがをするにきまっています。

たとえ、うまくとびおりたとしても、おもての道路には、まだ人通りがあります。みつからないで逃げだすなんて、とてもできるものではありません。夜光人間は、マユミさんのために、密室に閉じこめられたも、どうぜんなのです。

マユミさんは、すぐに、となりに住んでいる人を呼んで、夜光人間のことを知らせました。すると、二階じゅうの人が集まってきて、探偵事務所へ出入りできるぜんぶのドアの見はりをしてくれました。たとえ、夜光人間が書斎のドアをやぶって、べつの出入り口から逃げようとしても、こんなにおおぜいの見はりがついていれば、どうすることもできません。