Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
おれは人殺しはだいきらいだ。今まで一度も人を殺したり、傷つけたりしなかったのが、おれのじまんだが、こんどだけは別だ。わが身にはかえられないからね。ひょっとしたら、このふたりをおれの身がわりにするかもしれないぜ。」
二十面相は、にくにくしげにいって、ふたりの小魔人をふみつけている足に、グッと力を入れてみせるのです。
しかし、こんども、明智は少しもあわてません。おまえのほうに奥の手があれば、こっちにも奥の手があるぞと、いわぬばかりに、平気な顔で、ニコニコしています。
「二十面相君、気のどくだが、この勝負も、どうやらぼくの勝ちらしいね。」
「エッ、なんだって?」
「ホーラ、きみはもうビクビクしている。そのとおり、きみの負けだよ。いいかい、たとえばだね、ぼくのうしろに立っている小魔人を、きみはだれだと思っているのだい。きみがさいしょ、このよろいを着せた時には、たしかに、ぼくの助手の小林がはいっていた。だが、今でもそのまま小林がはいっているのだろうか。もしや、ほかの子供と入れかわってやしないだろうか。ハハハヽヽヽヽ、きみは顔色をかえたね。察しがついたかい。では、一つあらためて見ることにしよう。