Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ようかいはかせ

妖怪博士/青銅の魔人

江戸川 乱歩

Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme

Aozora Bunko

怪老人

それがこわければ、さあ、このペンを受けとって、書くのだ。なあに、なんでもない、やさしい文句だよ。」二十面相は、ネコなで声でそんなことを言いながら、のぞき窓から、一枚の用せんと万年筆を差しだすのでした。

怪老人

お話かわって、それから三十分ほど後、小泉君のおうちの近くの神社の森の中を、四十歳ほどのデップリふとった紳士が、和服の着流しに、帽子もかぶらず、ステッキをふりながら、歩いていました。

その紳士は小泉信雄君のおとうさまの小泉信太郎氏でした。信太郎氏は、いくつもの会社の重役をつとめている、富裕な実業家なのですが、毎日、会社から帰って、夕飯をすませると、近所の神社の森の中を散歩するのが、おきまりのようになっていたのです。

きょうは少し夕飯がおくれたので、散歩の時間ものびて、神社の境内はほとんどまっくらになっていました。それでも、くせになっているものですから、散歩をしないと、なんとなく気持ちが悪いので、信太郎氏は、その暗い森の中を、ブラブラと歩きまわっているのでした。なぜ夕飯がそんなにおくれたかといいますと、それはひとりむすこの信雄君が、いくら待っても学校から帰らなかったからです。