Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
「それはむろんですが……。」相川氏が相手の気持ちを察しかねて、口ごもっていますと、殿村はおそろしいそっ歯の間からつばをとばしながら、やつぎばやにまくしたてるのです。
「それなら、あんた方のやり方は、まちがっとる。聞けばあんた方は、明智小五郎にこの事件を依頼されておるということだが、あんな青二才の腕で、この事件のなぞがとけると考えておいでなのかな。ウフフ……、とてもとても、この犯罪は明智の未熟な腕にはあいませんわい。
あれがぬすまれてから、きょうでいく日になるとお思いですな。五日も、むだについやしたじゃありませんか。警察も警察じゃが、名探偵のなんのといわれている明智の、このざまはなんです。
相川さん、あんた方は、なぜこのわしに捜索を依頼なさらん。わしなれば明智の半分の日数で、かならず書類を取りもどし、四人の子どもを助けだしてお目にかける。わしはもう、あらかた犯人の目ぼしさえつけておるのです。」
名探偵明智小五郎を、青二才とののしるなんて、この男はいったい何者であろう。気でもちがっているのではあるまいかと、相川技師長は、あきれかえってしまいました。
「待ってください。