Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
三十五
事は何卒真平御免なすって、仏壇にお前様の親父様の位牌を小さくして飾って有ります、新光院様と云って其の戒名だけ覚えて居ります、其の位牌を持って往って下さい」
三十五
新「然うかい、私は初めて伯父さん聞いたがねえ、だがねえ、私が旗下の二男でも、家が潰れて三歳の時から育てゝくれゝば親よりは大事な伯父さんだから、もう一度快くなって恩報しに、お前を親の様に、尚更私が楽みをさしてから見送り度いから、もう一二年達者になってねえ、決して家来とは思わない、我儘をすれば殴打擲は当然で、貰い乳をして能く育てゝくれた、有難い、其の恩は忘れませんよ、決して家来とは思いません、真実の伯父さんよりは大事でございます」
勘「はい/\有難え/\、それを聞けば直に死んでも宜い、ヤア、有難えねえ、サア死にましょうか、唯死度くもねえが、松魚の刺身で暖けえ炊立の飯を喫べてえ」
新「さア/\何でも」
と云う。当人も安心したか間もなく眠る様にして臨終致しました。それからはまず小石川の菩提所へ野辺送りをして、長く居たいが養子の身の上殊には女房は懐妊、早く帰ろうと、長屋の者に引留められましたが、初七日までも居りませんで、精進物で馳走をして初七日を取越して供養をいたし、伯父が住いました