Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
五十五
、行っても能から早く帰って来うというのだ、お前は今迄親に暴え言をいい掛けた事はねえが、此の頃は様子が異って意見らしい事をいえば顔色が違うからいうだ、私は段々年を取り惣吉はまだ子供なり、役には立たねえから、お前も堅くって今まで人に云われる事もなかっただから、間違えはなかろうけれども、若え者の噂にあんなハア美くしい女子があるから家へ帰るは厭だんべえ、婆様の顔見るも太儀だろうなどという者もあるから、そんな事を聞くと心配で成んねえもんだから、少しも能く思わせてえのが親の慾でござらア、行くなという訳ではねえ往ってもいゝから帰れたら早く帰って来うというと胆いれてそんたら往くめえなどと、年寄ればハア然うお前にまでいわれて邪魔になるかと思って早くおっ死度えなどと愚痴も出るものでのう」
五十五
惣次郎「イエ左様なれば早く帰って参ります、思わず言過ぎて何うも悪いことを申しまして今夜は早く帰って参ります、大きに余計な御心配を懸けまして誠に済みません」
母「然うなれば宜しい、機嫌を直して往くがいいよ、これ/\多助や」
多「ハイ」
母「汝行くか」
多「ヘエ、関取が出るてえから行って見ようと思って」