Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
五十
様にして貰うにゃア、何様な事をしても三拾両貰わなけりゃア追付かねえから、三拾両お借り申してえのさ、ねえ何うか」
賤「何だえ三拾両呆れ返って仕舞うよ、女と思って馬鹿にしてお呉れでないよ、何だエお前さんは、お前さんと私は何だエ、碌にお目に掛った事も有りませんよ、女一人と思って馬鹿にして三拾両、ハイ、そうですかと誰が貸しますえ、訝しな事をいって、なん、なん、なん何をお前さんに三拾両お金を貸す縁がないでは有りませんか」
五十
甚「それは縁はない、縁はないがね、縁を付けりゃア付かねえ事も有りますめえ、ねえ新吉と私は兄弟分、ねえ其の新吉が此方様へ御厄介に成って居るもの其の縁で来た私さ」
賤「新吉さんは兄弟分か知りませんが、私はお前さんを知りません、新吉さん帰ってお呉んなさいヨウ、呆れらア馬鹿/\しい、人を馬鹿にして三拾両なんて誰が貸す奴が有るものか、三拾両貸す様な私はお前さんに弱い尻尾を見られて居れば仕方がないが、私の家で情交の仲宿をしたとか博奕の堂敷でも為たなら、怖いから貸す事も有るが、何もお前さん方に三拾両の大金を強請られる因縁は有りません、帰ってお呉れ、出来ませんよ、ハイ三文も出来ませんよ」