Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
五
面でも無えぜ」
○「オイ、表を締めねえ、人が見るとばつがわりいからよ、ソレ行燈を其方へ遣っちまっちゃア見る事が出来やあしねえ、本当にこんな金目の物を一時に取った程楽みな事アねえぜ、コウ余り明る過ぎらア、行燈へ何か掛けねえ」
甚「何を掛けよう」
○「着物でも何でも宜いから早く掛けやナ」
甚「着物だって着る物がありゃア何も心配しやアしねえ」
○「何でも薄ッ暗くなるようにその襤褸を引掛けろ、何でも暗くせえなれば宜いや、オ、封印が附いてらア、エヽ面を出すな、手前は食客だから主人が見てそれから後で見やアがれ」
甚「ウン、ナニ食客でも主人でも露顕をして縛られるのは同罪だよ」
○「そりゃア云わなくっても定ってるわ」
と云うので是から封印を切って、
○「何だか暗くって知れねえ」
甚「どれ見せや」
○「しッしッ」
五
甚「兄い何を考えてるんだ」
○「何うも妙だなア、中に油紙があるぜ」
甚「ナニ、油紙がある、そりゃア模様物や友禅の染物が入ってるから雨が掛ってもいゝ様に手当がして有んだ」
○「敷紙が二重になってるぜ」
と云いながら、四方が油紙の掛って居る此方の片隅を明けて楽みそうに手を入れると、グニャリ、