Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
七十九
という騒ぎで、村中餅を搗きましたり、蕎麦を打ったり致して一同出立を祝するという、惣吉仇討に出立の処は一寸一息。
七十九
さて時は寛政十一年十二月十四日の朝早く起きまして、旅仕度を致しますなれども、三代も続きました名主役、仮令小村でも村方を離れて知らぬ他国へ参りますものは快くないもので、殊には年を取りました惣右衞門の未亡人が、十歳になる惣吉という子供の手を曳いて敵討の旅立でありますから、村方一同も止める事も出来ず、名残を惜んでおります、皆小前の者がぞろ/\と大勢川端まで送って参ります。
母「さア作右衞門さんこれで別れましょうよ、何処まで送っても同じ事たからこれで」
作「だけんども船へ乗るまで送り申し度いと皆こういっている」
母「だけんども却って船に私乗っかって、皆が土手の処にいかい事皆が立っていると、私快くねえ、名残惜くって皆が昨宵から止められるのでね、誠に立度くござえませんよ、何卒お前が差図して帰しておくんなさいましよ」
作「はい、それじゃア皆な是れにてお別れとしましょうよ、えゝ送れば送られる程御新造は心持い悪いてえからよう」
村方の者「左様ならまア随分お大事に」