Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme

Aozora Bunko

事を聴かれませんか、是程に訳を云ってもお前は聴かれませんかえ、悪魔が魅入ったのだ、お前そんな心ではなかったが情ない了簡だ、私はもう二度と再び来ません、思えばお前は馬鹿になって了ったのだ、呆れます」

と腹が立つのでは有りませんが、妹が可愛い紛れに荒い意見をいうと、お累は取詰めて来まして癪を起し、

累「ウーン」

と虚空を掴んで横にぱったり倒れましたから、三藏は驚きまして、

三「エヽ困ったなア、少し小言を云うと癪を起すような小さい心でありながら、何う云うもので、此様なに強情を張るのだろう、新吉の野郎め、困ったな、水はねえかな、何卒これ、お累確かりしてくれよ、心を慥かに持たなければならんよ、此の大病の中で差込が来ては堪らん、確かりして」

と一人で手に余る処へ、帰って来たは與助、風呂敷包に蚊帳の大きなのを持って、

與「旦那取って来ました」

三「蚊帳を取って来たか、今お累が癪を起して気絶してしまった」

與「えゝまア、そりゃ、お累さん/\何うしただ、これお累さん、あゝまア歯ア喰いしばって、えらい顔になって、是はまア死んだに違えねえ、骨と皮ばかりで」