Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
葛籠を盗まれました、あの葛籠は妹から預かって置いた大事の物で、盗賊に取られたのを漸う取り遂せたら又泥坊が這入って持って行きましたによって、同じお長屋の衆は掛り合で御座りますナア」
△「ナニ掛り合の訳は有りません、路次の締りは固いのだがねえ、でも源八さん葛籠を取られたと云うのだがどうしましょう」
源「どうしましょうって彼奴は長屋の交際が悪くって、此方から物を遣っても向から返したこたア無いくらいだから、其様に気を揉むこたア無いけれども、仕方がねえから大屋さんを起すが宜い」
●「アノ奥の一人者の内に食客が居るから、彼処へ行って彼の人に行って貰うが宜うございましょう」
△「じゃア連れて来ましょう」
と吊提燈を提げて奥へ行くと、戸袋の脇から真黒な面で目ばかりピカ/\光る奴が二人這出したから、
△「ウワアヽヽ何だこれおどかしちゃアいけない」
と云う中に、二人とも一生懸命で路次の戸を打砕して逃出しました。
△「アヽ何だ、本当にモウ何うも胸を痛くした、こりゃア彼奴が泥坊だ、私は大きな犬が出たと思って恟りした、あゝこれだ/\これだから一人者を置いてはならないと云う