Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
時手前もやって見ろッてんでね、やっと引金に指を当る事だけネ教わって覚えたので、時々やって見た事がある、今も丸が込めて有る事を思い出したから、直に旦那の手箱の中から取出してね、思い切って遣って見たんだけれども、好い塩梅に近くで発しただけに狙いも狂わず行って、お前に怪我さえ無ければ私はマア有難い斯んな嬉しい事は無いよ」
新「何しろ何うせ此の事が露顕せずにはいねえ、甚藏を撲殺して仕舞ってお前と己と一緒に成っていられる訳のものじゃアねえから、今のうち身を隠してえものだ」
賤「アヽ私もね茲にいる気はさら/\無いから、形見分のお金も有るのだけれども、四十九日まで待ってはいられないから、少しは私の貯えも有るから、それを持って二人で直に逃げようじゃアないか」
新「ウム、少しも早く今宵の内に」
というので、是から衣類や櫛笄貯えの金子までも一ト風呂敷として跡を暗まし、明近い頃に逐電して仕舞いました。また甚藏の死骸は絹川べりにありましたが、夜が明けて百姓が通り掛って騒ぎ、名主へも届けたが、甚藏は平素悪まれもの、何うか死んで呉れゝばいゝと思っていた